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2010年 03月 11日
英語圏のアングロフォンやフランス語圏のフランコフォンと同様、ポルトガル語圏をルッソフォンというが、思わぬポルトガル語圏の広がりに不意を突かれた。移民研究所でのことである。ポルトガル語諸国共同体は現在11の国から成り立っていて、文化的にはカーニバル、サッカー、文学とテレビドラマなどを共有しているという。スピーカーの女性はポルトガル圏のモザンビークで長く育ち、その後ポルトガルに渡り、やはり圏内のブラジルに滞在したこともあるという。おそらく、かつての植民地支配者の末裔なのだろう。ボルトガルのように15世紀にまでさかのぼる覇権を持った国になると、本国のステイタスはもはや雲散霧消してしまって、かつての支配地域が想像ができないような展開を見せている。今やポルトガル語圏の実質的な中心はブラジルだが、移民国家ブラジルの人々は今や他所の国に移民している。ブラジル人の日本にあるコミュニティーもそうした一つだが、最近最も増えているのはニュージーランドらしい。こういったポスト・コロニアルな文脈は日本人はなかなか理解できない。そういえば、昔、マカオにポルトガル人の末裔の暮らす村を訪ねたことがあった。その村人たちはポルトガルが中国に到達して500年の月日がたっても西洋人の面影を残していた。中国に返還されて彼らはどうなったのだろうか…。 ![]() by oxford_uk | 2010-03-11 03:20
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Oxford Life 2009-2010 オックスフォード大学滞在の一年間の記録
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